スポーツトレーナー科
こどもスポーツ・保育コース
保育のスペシャリストとしての資格を取得し、子どもとスポーツ両方の知識を兼ね備えた保育者を目指します。子どもたちの笑顔を引き出し、身体を動かすことが「楽しい!」という経験を届けましょう。保育園や学童での子どもたちの関わりやスポーツの指導を通して、実践力を身につけていきます。
<募集要項>
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【入学資格】
高等学校を卒業した者、または2022年3月卒業見込みの者、またはそれと同等の資格を有する者。
ポイント①☝ 神奈川県内14園のYMCA保育園!
横浜YMCAが運営する認可保育園が、実習・就職を全面的にバックアップ。日常的に子どもたちと触れ合える時間がたくさんあり、実践力を高めることができます。
ポイント②☝ \合格率100%/ 信頼度の高い"国家資格"を取得!
近畿大学九州短期大学通信教育部保育科との提携で、保育士・幼稚園教諭二種免許状の2つの国家資格と社会福祉主事任用資格の資格を取得。学校内で短期大学講師の指導を受けながら学ぶことができます。
ポイント③☝ スポーツ指導のスキルも身につく!
併設するスポーツクラブで子どもの水泳・体操などの指導演習を行い、指導力を伸ばしていきます。保育者に求められる資質が高まる中で、スポーツ指導もできる保育者として将来の活躍が期待できます。
教育カリキュラム
スポーツトレーナー科
こどもスポーツ・保育コース
授業カリキュラム
子どもたちへの理解を深める保育・教育分野と、スポーツ分野の両方の学びを大切にしています。
運動が好きな子どもたちを育てる保育者として、将来の活躍の幅を広げていきます。
授業紹介
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保育実技
保育現場で活きるスキルを学び、体得し向上させる授業です。
絵本の読み聞かせや手遊びなど、子どもが心から楽しめるような技術を学びます。
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指導演習
YMCAスポーツクラブに通う子どもたちへ、水泳や体操等の指導を行う実習です。
1年間を通じ現場のインストラクターから指導を受けるので実践力が身につきます。
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リトミックエクササイズ
音楽と動きを融合させたリトミックエクササイズ。ミニミュージカルを作成し実演します。
仲間と1つのものを作り上げる達成感やコミュニケーション力など、保育者に必要な力も身につけます。
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キッズコーディネーション
子どもたちの運動能力を伸ばすための様々な遊びや運動を学びます。
実際に学童の子どもたちへのプログラム指導にも挑戦します。
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子どもの食と栄養
乳幼児期に必要な栄養素と、食事内容について知識を深めます。
給食時の食事サポートの仕方などについても学びます。
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その他
英会話、音楽、造形表現、トータルフィットネス、スポーツ心理学、スポーツ社会学、救急蘇生法など…
実習について
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通年実習
<指導演習>
カリキュラムの中に実習が組み込まれています。
YMCA のキッズスクールにて水泳や体操、サッカーなどの指導を学びます。
種目はそれぞれの得意分野や経験スポーツなどを考慮してアレンジを行っています。
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夏期実習
<1年次>
学童保育・放課後キッズクラブやYMCA保育園での実習を行います。
子どもたちとふれあい、遊びや学習を通して学校で学んだ事柄を実践します。
<2年次>
保育園・幼稚園にて、保育・教育実習を行います。
子どもたちとのふれあいを通して教育者として必要な事柄を学びます。
<3年次>
保育園実習、施設実習を行います。
就職活動に向けて職業理解をより深めるための実習となります。
教員紹介
スポーツトレーナー科
こどもスポーツ・保育コース
講師紹介
黒田 珠理
【プロフィール】
4年制大学を卒業後、幼稚園教諭として15年間勤務。自身も子育てをしながら、地域の子育て支援の一環として子育てサークルや、幼稚園、地区センター等で2、3歳児の親子教室を開設。多くの乳幼児や保護者とのかかわりを経て、現職。
【取得資格】
幼稚園教諭1種免許状
保育士資格
【担当科目】
保育実技・保育実習実践指導ほか
浅井康子
【プロフィール】
福祉系の大学で障がい児の療育について研究。その後、こどもの教育プログラムを作成し施設、病院に勤務。遊びやおもちゃを通して、こどもの成長を促す親子の造形教室を主宰し、地域で実践。県立高校の教員として福祉科創設から関わり、社会福祉科目を担当。
【取得資格】
高等学校教諭1種免許状(福祉)
特別支援学校教諭1種免許状(小・中・高校)
おもちゃコンサルタントマスター
【担当科目】
教育方法論・教育課程総論・子ども家庭福祉ほか
目指せる資格
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保育士(※)
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幼稚園教諭二種免許状(※)
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社会福祉主事任用資格(※)
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救急蘇生法
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NESTAキッズコーディネーショントレーナー
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日本幼少年体育協会公認幼児体育指導員
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日本情報処理検定協会各種検定
※は近畿大学九州短期大学通信教育部保育科との併修で取得
就職率・就職実績
(学法)愛和学院 愛和幼稚園/(株)グローバルキッズ/(社福)さがみ愛育会 学童クラブすこやか/(社福)山王平成会 上永谷西保育園/(社福)伸こう福祉会 キディ保育園/(株)ネイス ネイス体操教室/(社福)横浜YMCA福祉会 横浜YMCA保育園 ほか
在校生Voice
こどもスポーツ・保育コース 3年
私立日本航空高等学校 出身
髙田 帆夏さん
⼩学生のころからずっとサッカーをやってきたので、将来は⼦どもたちと⼀緒に体を動かして、スポーツの楽しさを伝えられるような保育⼠になりたいと理想を抱き、YMCAを選びました。授業で指導⽅法を学び、実際に⼦どもたちとふれあうことのできる環境で、充実した学校⽣活を送っています。ピアノ・⽔泳・キッズコーディネーションなど、保育現場で実際に活かせる授業が多くあり、1年次から⼦どもたちに体操を教えたり夏期実習に⾏ったりと実践的なカリキュラムが魅⼒です。また社会福祉や⼼理学などの授業もあり、保育⼠として働く際に⽋かせない専門的な知識を着実に学んでいます。子どもたちに会うと自然と笑顔になれますし、ふれあうたびに子どもが好きという自覚が高まります。私⾃⾝、スポーツを続けてきた経験から得た、夢中になれるものがある素晴らしさやこつこつと努⼒することの⼤切さ、仲間の⼤切さなどをスポーツを通して⼦どもたちにも感じてもらえたらいいなと思っています。
こどもスポーツ・保育コース 2023卒
(社福)横浜YMCA福祉会 YMCAつるみ保育園 勤務
保育士
伊藤 望亜さん
子どもが好きなことと、身体を動かすことが好きなことからYMCAに入学を決めました。幼稚園や保育園、学童保育、福祉施設などでの実習を通して実践的に学ぶことができ、スポーツ指導者としてのスキルも同時に身につけることができます。また、週に1回、YMCAとつか保育園でボランティア活動を行っていました。子どもとどのように関わると良いのかなどのポイントや、声かけや対応の仕方など、授業だけでは学びきれないようなことも、現場で子どもたちと実際に関わることにより深く学ぶことができるので、とても良い経験になりました。横浜YMCA奨学金制度①を利用し、卒業後は横浜YMCA保育園に就職が決まりました。将来は保育士としてだけでなく、スポーツを活かした仕事もしてみたいと思っています!
こどもスポーツ・保育コース 2023卒
株式会社ネイス ネイス体操教室 勤務
乘松 優希さん
スポーツと子どもどちらも好きで、どちらも学べることが強みだと思い、YMCAに入学を決めました。保育実習やスポーツクラブでの実習で実際に子どもたちと関わり、間近で仕事のやりがいを感じることができました。子どもたちの成長やできた!という喜びを1番に感じられ、保育者や指導者との関わりの中で自主性や自立心が育まれていることを知りました。YMCAでの経験を通して、自分のやりたいことややりがいを感じられることを、明確にすることができたと思います。
現在は1歳10ヶ月から小学校6年生までの子どもたちに体操を教えています。何より子どもたちが楽しんで夢中になったり、達成感を感じたりした時の笑顔を見られることが1番のやりがいとなっています。躓くことや大変なこともありますが、保護者の方々や子どもたちからの感謝の言葉が励みとなり、日々頑張っています。
スポーツと保育、どちらのことも学ぶことが多く、大変でしたが、自分のやりたかった素敵なお仕事に就くことができ、毎日充実しています。みなさんもさまざまな経験を通して学び、自分自身のやりたいことを見つけてみてください!